それが一体何になるというのか

140字以上書けるTwitter

2020/05/26

健さん 

お誕生日おめでとうございます。 

 

推し始めてからたった3年だけど、まさか今年の誕生日を直接お祝いできないなんて思ってもみませんでした。 

いつもは手紙にして渡してるけど、しばらく渡せそうにないから今年はここに置いておきます。 

 

 

ここだけの話、私は誕生日が苦手です。自分のも、他人のも。 

人の大切な日を忘れることなんてしょっちゅうだし、私なんかに貰って嬉しいか?って考えすぎてプレゼントを贈りそこねたことだって数え切れないくらいあります。 

 

まして自分の誕生日なんて、一時期までどのSNSにも乗せないで知らんぷりしてました。 

アピールなんかして、祝ってもらえなかった時のことが怖かったから。 

 

 

でもこの世界に数人だけ、誕生日だけでもいいからお祝いしたい、思いを伝えたいと思っている人がいます。 

 

健さんもその1人です。 

 

それは誰よりも大切だからとかそんな素敵な理由じゃなくて、誕生日でも口実にしないと踏み切れないくらい私が臆病だから。 

 

私とあなたの繋がりは薄い。芝健さんが表舞台に立たなければ、SNSを更新しなければ、こんなにもあっさりと遠くなってしまう。 

 

ファンレターの送り先もないし、あってもきっと手紙を送る勇気がない。 

毎日愛を伝えるほど、自分の“好き”に誠実になれない。 

 

私にとって誕生日は口実です。 

今日あなたにたくさん届く愛の中に紛れれば、どんなに伝わらない思いでも受け取ってもらえるかもしれない。 

 

これは恋と呼べるほど心の距離が近い想いでも、愛と呼べるほどの包容力もない。 

特殊だけど特別じゃない、所詮はそういう面倒臭い感情なんです。 

 

世界中にあるいろんな形の“好き”の中で、可愛げもなければ従順さもない身勝手な思いだから。 

 

 

だからこそ、芝健さんが絶対交われない世界の人で良かった。 

何度「好き」って繰り返しても、関係が拗れない距離で良かった。 

 

会えないのにわざわざこうして思いをしたためて全世界に公開して、それが許されるなんて本当に幸せだと思う。 

 

あなたを好きな人がこんなにたくさんいる。それが私にとっては本当に嬉しい。 

この距離なら私がどんなふうにあなたを好きでいたって許される気がするんです。 

 

 

だけど今日は、今日だからこそたくさん言いたい。言わせてください。 

 

 

 

健さんのダンスが好き。 

 

健さんがステージの上で作る世界が好き。 

 

健さんがきっと考えているであろう“理想の自分”が好き。 

 

健さんのファッションセンスが好き。 

 

健さんのセルフプロデュース力が好き。 

 

健さんの大きな笑い声が好き。 

 

健さんの夢を諦めない姿勢が好き。叶えることができる努力と運と才能と、すべての要素が好き。 

 

 

 

今までに何度も似たような言葉を伝えてきたけど、何度だって言いたくなるくらい、しつこいほど言葉に出したくなるくらいこの気持ちは大切なんです。 

 

あなたにとってじゃなくて、私にとって大切。 

 

 

健さんを好きになれた自分が誇らしいから、自分のために、あなたの誕生日を盛大にお祝いさせてください。 

 

 

誕生日おめでとう。 

来年こそは、もっと盛大にお祝いできますように。 

1747/2922日目の日記、もしくは遠くに行ってくれないアイドル

こんにちは!9連休最終日を迎えました、いきのです。
ブログ仲間のあやのさんから回ってきた「イルミィブログバトン」(発案者:ブログの女神うかさん)を今の今まで放置していたので、どうせならとこの5/10を迎えた瞬間にブログを書いています。

まずは、MeseMoa.8周年おめでとうございます!
タイトルの数字は「私の初現場からの日数/8年」なんですけど、こうしてみると結構長いですね。

初現場は音霊でした。今でもビーチサイドで聞く「アンラッキー☆BOY(´・ω・`)」の楽しさは忘れられません。

それから間もなくして中野サンプラザに立って、47都道府県ツアー、ホールツアーと規模が大きくなって。
私は元々接触が苦手というか、初期の頃は必要以上に避けまくってた時期もありました。推しとのチェキも他の同担ほど持ってないです。

なぜってだってあの人たちめちゃくちゃファンとの距離が近いから!心の!!コミュ障にはハードルが高い!!
認知は早いしファンの流行りも把握してるしなんならメンバー同士でファンより推し事してるからオタクかと思うし(?)

でもまだむすめん。だった頃は、今の規模だからこんなに近く感じられるんだろうな、って思ってました。
地下?半地下?その辺の分類はよく分からないけど、多分それくらいのアイドルだったらファンと親密な距離感なんて珍しいことでは無いんでしょうね。

最初の中野サンプラザの時から、この人たちは絶対にいつか武道館に立つって信じてました。
今やもうパシフィコ横浜まで行ってくれたんですよ。次もう武道館しかないんじゃないですか?

きっとその頃にはもうファンの数も増えて、ステージも客席も広くなって、チェキ券の倍率なんてきっと宝くじみたいになって。
そしたら私もよく言われる“推しが遠くに行ってしまった”感覚が分かるかなぁ、なんてことも思ってました。

そんな時にまぁ、世間がこんな感じになっちゃって。GALAXY5、どこか1箇所くらいは絶対行けると思ってたんですけどね……いやでもまだファイナルがあるし(言霊)

無観客ライブができた頃は希望もありましたね。DD全体でバンバン配信してくれて。
でもそうこうしてるうちにライブも出来なくなっちゃって。
まぁ会えないのは寂しいけど、我慢するしかないかって思ってました。

なのにトークコール会が始まって配信も増えて、さらに今度はソロライブですか!?
うっかりしてると自粛期間前より追うのが大変なくらいじゃないですか!?

規模が大きくなっても、ましてや直接会えない状況でも、不思議なくらい”遠くに行った“感覚がないんです。

何故かいつでも、初めてチェキブースに入ったあの時のままの距離感でいる気がする。
もちろんみんなアイドルとしてスキルアップしてるし、ステージの完成度も回を増すごとに高くなってるんですけど。
いつまでもみんな、ふとした瞬間が“ネットでちょっと人気が出た普通の男の子”のままだなぁ、と感じます。

このいつでも隣にいるような親近感って、どんなアイドルやアーティストにもない、MeseMoa.だけのものだなって私は思うんです。

1747日間の中で最も推しから遠い日々を過ごしながら、それでも推しを近くに感じられるなんて、イルミィってなんて幸せなんだろう。

私個人としては出来れば推しには遠くに、出来れば世界とかに羽ばたいて欲しいんですけど、MeseMoa.は近くに感じながらもちゃんと成長を見せてくれているのでその辺も全く全然心配してません。

8年と書くと長く感じるけど、”最後の日“から見たときは、これがまだMeseMoa.の前半戦だといいな。
いつかこの大変な日々も、武勇伝として語り継げる日が来ますように。

それでは、そろそろスクショ4枚目に突入しそうなのでこの辺で!

アナタシアと過ごした1000日間の夏

2017年2月18日。忘れもしないその日、私は芝健さん、そしてアナタシアに出会った。

 

それから2019年11月14日で、丁度1000日。

 

 

 

私が初めて行ったイベントは踊り手数組が出る「ニコこれ」で、私も目当ては別の人たちだった。もちろんその前から精力的に活動していたしきっと着実にファンを増やし続けていたのだけど、私はどうしてもこの辺りが彼らの転機だったように思える。

 

「ニコこれ」から1ヶ月半くらい後に、大阪と東京で行われた大きめの踊り手イベント「男一揆」にも出演した。あまり正確には覚えていないけど、男一気に出るのが夢だったってまりんくんが言ってた気がする。

 

私がアナタシアを追いかけようと決めたのは、この日に見た「ECHO」が全て。

さらにその1ヶ月後はニコニコ超会議に出演。それ以前のライブ履歴を調べても、ここまで大きなイベントに立て続けで出演したのは多分これが初めてだ。きっと今まで以上の人の目に止まって、一気に知名度が上がった。

 

そして待望の1stワンマンライブ。

2017年9月17日、初台DOORS。

 

この日から数えて今日までは、2年と約2ヶ月。

 

この期間のワンマンライブ、ワンマンツアーにはとりあえず全部参戦してきたけど、彼らはたった2年とは思えない成長を遂げていると思う。

1stワンマンは最前列の端っこの方にいて、芝健さんのソロ演目「クイーンオブハート」に心を奪われていたことをよく覚えてる。

 

 

 

健さんは私が今まで見てきた踊り手と違って、スキルも感情の乗せ方も表情も全部違う。

どちらかと言えば舞台やショーで見るダンサーのような踊り方で、これは後で分かったことなんだけど、芝健さんがテーマパークダンサーを目指していた時の影響が大きいんだと思う。

 

私は「自己表現」よりも役柄を演じるような表現が好きだから、好きになるのは当然だったかもしれない。

 

それが芝健さんの意図している見せ方なのかどうかはさておき。

 

これはダンス以外にも言えることで、私は推しがこう考えてるんじゃないかな、こういう意味があるんじゃないかなってことをよく考えるけど、それが正解かどうかは一生答え合わせが出来ない。

ダンスも、MCの言葉も、ツイートも、チェキを撮っている時に私だけに向けてくれる言葉も。

 

私は私の中に「芝健さんはこういう人であって欲しい」という想いがあるけど、芝健さんにも「こう観られていたい」という意思があると思う。

というか、その辺の理想も他の人より強く感じる。

この人は多分、「分かったつもり」になった途端、姿を変えて私の理想からは遠ざかってしまうような、そんな感覚がある。

 

だからもっと色んな角度から観ていたい。アナタシアとしての芝健さんだけじゃなくて、ダンサーとしての芝健さんだけじゃなくて。

 

 

 

オタクする上での私のモットーのひとつに、「視野を広げる」というルールがある。

推しだけを観るんじゃなくて、他の人のパフォーマンスもちゃんと見る。推しと同じ分野にいる人を知る。他の分野も知る。

自分が興味を持ったことを閉ざさない。

 

一途になることも素敵なことだけど、私が「あなただけ」になってしまうのは危険だと私が一番よく知っている。

いろんなものを見て、知って、学んで、それでも推しが好きだと知ることで私は私に安心する。

 

随分話が逸れてしまった。

アナタシアの話。

 

私は自分がそこそこ単推し寄りなことは自覚していて、それでも「アナタシアが好き」だと言いたい。

 

それは芝健さんがリーダーだからっていうのもあるけど、なにより世界中の誰よりも「アナタシア」を大切にしているのが芝健さんだから。

健さんとアナタシアはイコールで繋げてもいいくらい切り離せないものだから、推しを大切に思うのと同じように、推しの大切なものも大切にしたい。

そうでなくとも魅力的な5人だ。

 

 

 

まりんくんは顔がいい。

だけじゃなくて、頭もいいし、機転も利くし、自分がオタクの気持ちをわかるからこそファンへの気配りが満点。

ダンスの振り幅はアナタシアで1番広い。可愛いもカッコイイも我が物顔でこなす。

なのに気取らないところもある。

思ったことは取り繕わないで口に出す。

そんなまりんくんが理路整然とした説明をしてくれるから、何かあった時も信じることが出来た。

なんというか彼には頭が上がらない。お疲れさまです、姐さん。

 

まさとくんからは目が離せない。

可愛い後輩ポジションだと思いきや、向上心と高いポテンシャルでいつの間にかぐいぐい伸びてきた。

私から見てもスキルアップが1番目覚ましいのが彼だと思う。

アナタシアを引っ張るのは芝健さんとまりんくんだと思ってたけど、最近はちょっと分からない。

振り付けまで担当するようになった頃、私はrotの相方に「芝健さんだって負けてないんだから」と言ったことがある。

相方には「勝ちとか負けとかじゃないでしょ」と返された。

私一人の完敗だった。

ふわふわした笑顔で切れ味の鋭いダンスを放ってくるから、油断すると瞬く間に懐に入り込まれて心臓を一突き。

今はまさとくんのソロ動画が1本でもあれば、私の言ってることが分かってもらえるのに……と思っている。

 

カナタさんには不思議な魅力がある。

口数も少ないし、自分から何かを発信することはあまりないけれど、一言で強烈な印象を残すことに関してカナタさんの右に出る者はいない。

今でも謎の多い人だけど、「ダンスに対してストイック」であることはパフォーマンスを見れば一目で分かる。

あと話してみるととても優しい。人の善さが声色で伝わってくる。

カナタさんがブレイクダンスの世界においてどのレベルにいるのか、時間が掛かっても理解したいなぁと思う。

 

ハネルくんはアナタシアの「入口」になれるメンバー。

アナタシアを初めて見る人のほとんどが、まずハネルくんのアクロバットに驚くと思う。

アナタシアが上り詰めるために他の踊り手グループとの”差別化”が必要なら、そのカギを握るのはハネルくんだ。たぶん。

最年少なりの愛嬌も欠かせない。

キャラに反して裏では男前な一面は、主に芝健さんからリークされている。

 

この間正式加入したばかりだけど、りおんくんがアナタシアに出会ってくれてよかった。

1人でアナタシアを再現できるほどのダンススキルがあること、

MCはたどたどしいのにキャスになると一気に親近感が増すこと以外まだ知らないことばかりだけど、りおんくんが入ったアナタシアは今まで見てきた中で一番表現の幅が広がった。

期待させてくれるりおんくんのこれからが楽しみだ。

 

 

 

アナタシアのファン・Tiaraとして過ごしてきた時間を例えるなら、太陽が照り付ける暑い夏。

油断していたら太陽に負けて倒れてしまいそうな暑さだけど、胸を熱くさせてくれたのもこの太陽だった。

 

私はTiaraの中でも、他のTiaraとは違うところが多いと思う。

年齢とか外見とか、推し方のスタンスとか友達作りとか。

周りと比べたらどちらかといえば”浮いている”ような私でも、

こんな隅っこの陰になりそうな場所でも、

日差しは暖かく足元を照らしてくれる。

 

ここに立つと決めたのは私だから、日が陰るときも空が荒れる時も、ここから見ていられたらな、と思う。

 

いつでも私には想像もつかないような新しい空を見せてくれる、そんなアナタシアが大好きだ。

MeseMoa.ほど素敵なエンターテイナーはいない

ライブとアフターを経た翌日にも日帰り遠征は出来る。





おはようございますこんちにはこんばんはいきのです!
↑の通りのクソスケジュールでMeseMoa.ホールツアー大阪2日目参加してきました!

いや……もうめっちゃ楽しかった…………1部も2部も最高だった…………
1部の後に初日を先に見ていた友達と今までのツアーでどれが1番好きだったかって話になりまして、
私は個人的に47ツアーが追っかけ甲斐があって好きだったって答えたんです。
ところがどっこい2部見た直後には今回が1番だと迷う間もなく結論が出ました。



私……私エンターテインメントが好きなんですよ……
アイドルよりも断然好きで……



いやもちろんアイドルもエンターテインメントのひとつなんですけどね、
今回のツアーってそれだけじゃ収まらない。
別にアイドルとして前例のないことをやっているわけでも、
ましてアイドルであることを捨てているわけでもないけど、
それでもこれはアイドルの一言で言い表せるステージじゃない。と私は思いました。



アイドルが極めるべきところはやっぱり
「みんなの恋人」
「永遠の王子様」
「生き様で夢を見せてくれる存在」
とかじゃないですか。
存在としての尊さを極めていくというか。



MeseMoa.ちゃんも確かにそれは大前提としてあるんですけど、
今回のツアーはそれと同時にパフォーマンスとしての価値を純粋に突き詰めていってるなと感じたんです。



ちょっと話は変わりまして
「エンターテインメント」の定義について調べたんですけど、
Wikipediaによると
「人々を楽しませる娯楽」
「"entertainment"という言葉の原義としては、特に演者の技能を鑑賞することを主体とした見せ物、出し物、余興などを指す語で、スポーツ・舞台演劇・演奏会・公演などを指す」
とあります。
まぁなんとなく分かりますね。



じゃあ人が生み出せる最小規模のエンタメってなんだと思います?
人が1人いれば出来ることとしては、まずパントマイムとか漫談、一人芝居なんかが挙げられるのかなと。
歌や演奏、ダンスも1人で出来るけど、
音を出す機材や楽器すらなくても充分エンタメは作れます。
最近は無音ダンスってのも聞きますね。(めせらい的なあれではなく三〇大知の方)
あと興行として成立するのかは微妙だけど声優は声だけで人を楽しませようという試みもやろうと思えば出来てしまうから凄い。



では最小がそこだとして、最大規模のエンタメは?
これはステージ規模としての大きさや関わる人数としての大きさも考えられるんですけど、
内包するジャンル・分野の多さで測ることも出来るのかと。



例えばミュージカルは芝居と音楽で構成されていて、
もっと細かく見ていくと芝居も演技・衣装・メイク・美術・照明・映像などさまざまな分野の表現から成り立っています。
(このことから演劇は「総合芸術」って呼ばれるんですよ。豆知識!)
中には「黒執事」のサーカス編や城田優主演の「ピピン」のようにアクロバットや大道芸の要素を取り入れた舞台もあり、
これは普通のミュージカルより構成要素が多くなります。



あとはテーマパークもそれ自体がひとつの大きなエンターテインメントとすれば規模はかなり大きいんじゃないでしょうか。
ステージパフォーマンスという受動的なものからアトラクションという能動的に楽しめるエンターテインメントまで、際限なく挙げることが出来ます。
私がよく行く某パークには1つのショーでサーカス、映画、マジック、ソング&ダンスを取り入れて「エンターテインメント」そのものをテーマにしているステージがありました。
ほかにも各国の料理をモチーフにしたショーやミュージックフェスというテーマで6つの音楽ジャンルを取り入れたものなど、要素を盛り込むことに関してはテーマパークが強いみたいです。



さて話を戻しましてアイドルについてですが、アイドルもなかなか規模が大きいエンターテインメントです。
例えば1つのライブでもロック、ポップス、ジャズなど歌もダンスも1つのジャンルに絞らず取り入れることが出来るし、
芝居も映像や生演技、どっちに挑戦してもOKです。
トークもやるしコントもやるし、バンドで生演奏したっていい。
軸となるのが物語や限られた分野ではなく人そのものになるので、
ズルい言い方をすればアイドルは何をやってもエンターテインメントになる。



MeseMoa.も今までずっとそんな感じでした。
中野に立つこと、アイドルを仕事にすること、各地のファンに会いに行くこと、卒業すること、シングル曲のセンターをかけて競うこと、アイドル以外のあったかもしれない人生まで。
全てをステージの上でエンターテインメントに昇華してきた。
(誤解を招きそうなので補足しておきますが、卒業をエンターテインメントに昇華するっていうのは卒業商法的な悪い意味ではなくて、ひとつの区切りを大勢の人に見送ってもらうっていう儀式的な意味合いになるのかなと思います)



私がCh8を見て感じたのは、そんなMeseMoa.が今までと違って「エンターテインメントに真っ向から挑戦している」ということです。
今までは自分たちの存在をステージの上でどう見せていくか、というところに重点が置かれていたのですが、
今回のツアーは「エンターテインメントをどう自分たちの中に取り入れていくか?」という視点に変わってるんじゃないでしょうか。



どの企画も今までのMeseMoa.がやってこなかったことばかりで、
中には「やりたくても出来なかったこと」まであります。



それをあえて今回は取り入れた。
それは挑戦でもあり、「こんな推しが見たかった」を叶えてくれる企画でもあり、「いつかは本物を」という宣戦布告。
数ある選択肢から選んだ「アイドル」という道の先で、さらに選択肢を増やすための挑戦。



今までのMeseMoa.は、過去を大切にすることで未来への道しるべにしてきました。
出自が特殊なアイドルだからこそ、「過去があるから今がある」という信念がアイデンティティになる。
けれどいつまでも同じところに留まってはいられません。
さらに上を目指すためには、過去を積み上げてもまだ足りない高さを補う必要があります。
どこまでも抽象的な表現になってしまいますが、自分たちにないものを手にすることがこのツアーの目標、最終地点なのかなと。



自分たちが持っているものを1度全てまっさらにして、新しい色を塗り重ねていく。
そうして描かれたものは、同じ色を使っていてもきっと全く違う絵になる。
もしくはテレビがブラウン管から液晶になるように、総天然色がさらに鮮明で美しいものになる。



私はこのツアーを経た先に、そういう未来を期待しています。



まだ1公演しか見てないのにここまで語るかって感じですけど、本当にそれくらい斬新で鮮烈で夢のようなライブでした。
早く次のライブが見たい、まだ見ていないセトリが見たい。
今までのどのライブより強くそう感じています。



それともう1つ。
今回のツアーは今まで誰も見たことがないMeseMoa.だからこそ、新規イルミィも古参イルミィも同じ気持ちで楽しめると思うんです。
パフォーマンスの精度や成長はもちろんこれまでを知っている人だけに分かることですが、それは今回のツアーのメインではありません。
イルミィの願望を叶えたような企画もあるけど、その願望はきっと「この人たちを知らない人に知って欲しい」という思いから来るものなのでむしろ知らない人に見てもらうことで成立するという見方だって出来ます。

試しにMeseMoa.を全く知らない人が見た感想とか聞いてみたいですね……それでもアレとかアレとかめっちゃ笑えるんじゃないかなぁ……



ツアーはまだまだ始まったばかり。
公演数はいつもより少ないけど、中身は何倍もぎっしり詰まっています。
まだ見てない人に言いたい。今回は本当にマジで間違いなく楽しい。期待していいです。
始まる前からチケット激戦のツアーでしたけど、初日2日目を経て異常に求めが増えたことからもお察しいただけるかと思います。私も切実に求めております。



このツアーが終わった時、MeseMoa.がどこまで進化しているのか。
パシフィコ横浜でどんな景色が見られるのか。
広く感じるのか狭く感じるのか。



まだ誰も見たことがないエンターテインメントがそこにあると信じて。

MeseMoa.的平成音楽とか史(「平成パラダイムチェンジ元ネタ考察」)

令和明けましておめでとうございます!(?)いきのです!



MeseMoa.にとって平成最後のシングル「平成パラダイムチェンジ」はもうみなさまゲットされましたでしょうか。

平成という時代を象徴するフレーズやメロディがふんだんに散りばめられ、MVに至っては映像的な遊び心も満載な新しいのに懐かしいシングル。

マジでバズって欲しい……!平成最後にふさわしい楽曲ってなんか権威ある音楽家に認められて欲しい(強欲)……!!ゴール○ンボン○ーの「令○」の次くらいにヒットして欲しい!!!



そんなわけで今回の考察は「平成パラダイムチェンジ」の歌詞に盛り込まれた数々の小ネタを解説していこうと思います。
9割型合ってるとは思うんですけどあくまでファンの推測なので、「元ネタまとめ」ではなく「元ネタ考察」の範囲ということで!

あと多分イルミィが一番気になってるのは音楽的なオマージュ部分だとは思うのですがその辺は私の守備範囲外でした申し訳ない……!!このブログを読んだどなたかが発展させてくれることを信じて……!!

基本的に歌詞の頭から順番に並べてあります。
噂によるとどの辺から元ネタを理解出来たかで世代がバレるとかバレないとか……

あと、出典がほとんどWikipediaなので資料的な価値は全くないと思います!卒論とかのテーマにするのも楽しいと思うけどその時はちゃんとした資料で調べようね!




【「平成パラダイムチェンジ」元ネタ考察まとめ】

『見たい!聴きたい!踊りたい!』
→「THE夜もヒッパレ
1995年(平成7年)から2002年(平成12年)まで放送されていた音楽バラエティ番組。オープニングで「見たい!聴きたい!歌いたい!」という合言葉をコールするのが特徴。

『水貴智哉 with スーパーダンサーズ』
→「安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S」
1991年(平成3年)に沖縄アクターズスクールの選抜メンバー5人で結成されたSUPER MONKEY'Sが、安室メインの体制になった際のグループ名。安室以外の4人は後に「MAX」としての活動を始める。

『壁が壊れ』
→「ベルリンの壁崩壊」
ベルリンの壁とは、東ドイツが西ドイツへの人口流出を防ぐために立てた壁。ドイツ東西冷戦の象徴でもある。長年に渡って国を分断していたが、1989年(平成元年)に東ドイツ政府が突如出国規制を緩和。無用となった壁は市民の手によって崩壊させられた。

『泡が弾け』
→「バブル崩壊
土地や株式の資産価値が急騰したことから始まった桁違いな好景気は、1991年(平成3年)頃から徐々に後退。中身の伴わない高騰であったことからこの現象は「バブル経済」「バブル景気」などと呼ばれ、瞬く間に不景気に転じた現象は「バブル崩壊」と表現される。

『鳴らないベル 抱きしめた』
→「ポケベル」
小型受信機で電波を送り合う「無線呼び出し」の通称。1990年代から個人所有用のサービスや端末が普及した。初期のポケベルは数字のみのメッセージしか送信できなかったため、友達や恋人同士で電話番号や「0833(おやすみ)」「860(ハロー)」「14106(あいしてる)」などの暗号を送り合う文化が流行。1993年(平成5年)緒形拳主演ドラマ「ポケベルが鳴らなくて」と国武万里の同名主題歌が大ヒットする。

『DISCO』
→「ディスコ」
平成のディスコブームを象徴する巨大ディスコ「ジュリアナ東京」は、バブル経済期の1991年(平成3年)に開業。体のラインを強調したファッション「ボディコン」を身にまとった女性たちが集い、羽付きの大きな扇子「ジュリ扇」を手に舞い踊る姿が印象的。

EUROBEAT
→「ユーロビート
電子楽器を用いたダンス・ミュージックの1種。日本では「パラパラ」の振り付けとともに広まり、安室奈美恵やMAXもユーロビートのカバー曲をリリースしている。

『MD』
→「MD・ミニディスク」
1992年(平成4年)にソニーが発表した音楽記録媒体。CDよりもサイズがコンパクトで、ディスクがカートリッジに覆われているため傷が付きにくい。MD専用携帯プレイヤー「ウォークマン」も大ヒットしたが、2000年代に入ってまもなく衰退し短いブームとなった。

『DAYONE』
→「DA.YO.NE」
EAST END×YURIの1枚目のシングル。1994年(平成6年)に発売され、2ndシングルの「MAICCA〜まいっか」と合わせて1995年(平成7年)の新語・流行語大賞のトップテン賞を受賞している。

『CHOBERIGU』
→「チョベリグ
1996年(平成8年)の新語・流行語大賞トップテン賞。「超ベリーグッド」の略で、女子中高生を中心に流行していた。その後ドラマ「ロングバケーション」で使われたことから世間の誰もが知る流行語に。「チョベリバ(超ベリーバッド)」とセットで受賞。

『DATCHUNIO』
→「だっちゅーの」
グラビア系お笑いコンビ・パイレーツの鉄板ギャグ。両腕で胸を寄せたポーズで言うのがお決まりで、漫才のオチとして使われる。1998年(平成10年)にこのフレーズが新語・流行語大賞年間大賞を受賞。

『同じ服 同じ髪で繰り出した』
→平成初期、10代から20代の女子の間では芸能人のファッションを真似するのが定番に。安室奈美恵のファッションを真似した「アムラー」をはじめ、シノラー(篠原ともえ)、カハラー(華原朋美)、パフィラー(PUFFY)などの言葉が生まれた。

『むむっ!急展開なんです!』
→「ASAYAN
1995年(平成7年)から2002年(平成14年)にかけて放送されたオーディション番組。同番組からは鈴木亜美モーニング娘。CHEMISTRYなど数多くのアーティストやタレントが輩出された。ナレーションを務めた川平慈英の決まり文句「むむっ!」「いいんです!」はモノマネの定番フレーズにもなり、2013年(平成25年)から放送されている「楽天カード」のCMで再び同じフレーズが再ブレイクした。

『Prince K loves Message M.』
→「m-flo」 lovesシリーズ
m-floは1999年(平成11年)にデビューした音楽ユニット。2003年(平成15年)に「m-flo loves Crystal Kay」という名義で「REEEWIND!」を発表。以降ざまざまなアーティストをフィーチャーする「loves」シリーズを数多く手がけている。参加アーティストはBoA和田アキ子加藤ミリヤ安室奈美恵など。

『世紀末 星が降らず 世界が終わらなかった夜』
→「ノストラダムスの大予言
16世紀フランスの占星術師・ノストラダムスが残した予言書に、1999年(平成11年)7月に「恐怖の大王」が現れて人類が滅亡する、と書かれていた話が広まった。しかし結局何事も起こらず、オカルト好きの間で大流行していたノストラダムスブームも下火に。

『飛ばす絵文字』
→1999年頃、携帯電話で文章内に絵を挿入出来る絵文字が搭載される。アニメーションを取り入れた「動く絵文字」や極小サイズのイラストを使用できる「デコメ絵文字」などユニークな発展を遂げている。

『DIVA』
安室奈美恵倖田來未浜崎あゆみ宇多田ヒカル椎名林檎など、平成はソロで活動する女性アーティストが数多くのブームやトレンドを作り上げていった。

『R&B』
→「リズム・アンド・ブルース」
リズムやビートに乗りながらブルース感のある歌を叫ぶように歌い上げるボーカルが特徴的なジャンル。日本では宇多田ヒカルをはじめ、久保田利伸三浦大知MISIAなどが代表的なR&Bアーティストとして知られる。

『MP3』
→音響データを圧縮する技術の1つ。2000年代前半ではMP3対応音楽プレイヤーが布教し、大容量のHDDを内蔵したプレーヤーなら1万曲以上の楽曲が収録可能に。CDやMDが無くても何曲も持ち運べる手軽さが人気を博した。

『NANDEDARO』
「なんでだろう」(テツandトモ)
テツandトモは1998年(平成10年)に結成されたお笑いコンビ。「○○が○○するのはなんでだろ〜♪」と日常の素朴な疑問を歌ったあるあるネタが大ヒット。2003年(平成15年)の新語・流行語大賞年間大賞を受賞。

『DONDAKE』
→「どんだけぇ〜!」
2007年の新語・流行語大賞トップテン賞を受賞したフレーズ。美容家・IKKOのネタだと思われがちだが、元々はとあるゲイバーの「やす子ママ」の口癖をFUJIWARA藤本敏史がマネしたのが発端。

『OHHA』
→「おっはー」
2000年の新語・流行語大賞年間大賞。バラエティ番組「サタ☆スマ」内で香取慎吾が女装したキャラ「慎吾ママ」が流行らせた。このフレーズを取り入れたオリジナルソング「慎吾ママのおはロック」も大ヒット。受賞したのは慎吾ママということになっているが、山寺宏一がMCを務める「おはスタ」での挨拶「おーはー」が元祖。

『COUNT UP』
→「COUNT DOWN TV」
1993年(平成5年)から放送がスタートしたランキング形式の音楽番組。司会進行はCGキャラクターのアビー君、菊池くん、メイプルの3人が務め、アビー君の決めゼリフ「カウントダウン!」は番組に欠かせないフレーズ。アーティストがVTR出演した際に必ず言う挨拶「カウントダウンTVをご覧の皆さん、こんばんは!」は誰もが1度言ってみたいセリフ。

『気まぐれP fast. 送音モア』
→「ボカロP」「初音ミク
2007年(平成19年)に発売された音声合成システム(VOCALOID)の「キャラクター・ボーカル・シリーズ」第1弾。声優・藤田咲の声を元に作られ、声にリアリティを出すためにアニメのようなビジュアルが与えられた。名前の由来は、未来から来た「初めての音」から「初音」、「未来」から「ミク」。ミクの登場をきっかけにVOCALOIDを用いてニコニコ動画にオリジナル楽曲を投稿する人が増え、彼らは楽曲の特徴などから取った名前にプロデューサーを意味するPを付けて○○P(プロデューサー)と呼ばれるようになる。(シグナルP、ふわりP、西沢さんPなど)

『短いつぶやき 書いて消した』
→「Twitter
2006年(平成18年)からスタートしたWebサービス。140文字(現在日本語、中国語、韓国語以外は280文字)以内の短文「ツイート」を投稿したり、他人のつぶやきをチェックすることが可能な「ソーシャル・ネットワーク・サービス」もしくは「インタレスト(興味)・ネットワーク・サービス」。インターネット掲示板(BBS)やブログ、ミニブログmixiなどのSNSを遥かに凌駕した普及率を誇っている。

『IDOL』
→「アイドル」
1997年(平成9年)に結成され、1998年(平成10年)にメジャーデビューしたモーニング娘。は平成初期を代表するアイドルグループ。2005年(平成17年)に結成された「AKB48」は、専用劇場でほぼ毎日ライブを行ったり定期的に握手会を開催して「会いに行けるアイドル」として話題に。AKB48が巻き起こしたブームをきっかけに、2010年代頃から「アイドル戦国時代」と呼ばれるほどさまざまなアイドルグループがデビューする。

『EDM』
→「エレクトロニック・ダンス・ミュージック」
シンセサイザーシーケンサーを用い、クラブなどでその場の人々を踊らせるという目的の元作られたダンスミュージック。日本では洋楽からブームが始まり、最近は中田ヤスタカをはじめSEKAINOOWARIや三代目 J Soul Brothers、RADIOFISHといったアーティストがEDMを取り入れている。

『STREAMING』
→「ストリーミング」
音声や動画などのマルチメディアファイルを転送・再生するダウンロード方式の一種。ダウンロードの待ち時間を必要としないため、ライブ配信サービスなどで活躍している。また、何曲聴いても定額で利用できるストリーミング型音楽アプリも人気。

『IMADESHO』
→「今でしょ!
2013年の新語・流行語大賞年間大賞。東進ハイスクール東進衛星予備校国語科専任講師の林修がCMで発していたフレーズ。林先生は予備校講師としては異例の人気者になり、「林先生の今でしょ!講座」や「林先生の初耳学」などのレギュラー番組を持つようになる。

『OMOTENASHI』
→「お・も・て・な・し
2013年の新語・流行語大賞年間大賞。2020年のオリンピックを東京に招致するための最終プレゼンテーションにおいて、プレゼンターの滝川クリステルジェスチャーと共に発表したキーワード。日本人独特の見返りを求めないサービスを「おもてなし」の一言で表現し、世界へアピールした。

『SODANE』
→「そだねー
2018年(平成30年)の新語・流行語大賞年間大賞。北海道北見市の女子カーリングチーム「ロコ・ソラーレ」が2018年平昌オリンピックに出場した際、試合中に選手が何気なく発していた「そだねー」「押ささる」などの方言が耳に残ると話題に。チームは「そだねージャパン」という愛称で親しまれるようになり、選手たちがハーフタイム中に食べていたおやつにはファンからの注文が殺到した。

『令和』
→2019年5月1日から改められた日本の新たな元号。大化から数えて248番目。『万葉集』巻五の「梅花謌卅二首并序(梅花の歌 三十二首、并せて序)」にある一文「初春の令月にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かをら)す。」が由来。
日本国民一人一人が明日への希望とともに大きな花を咲かせるようにと願いが込められた元号であり、MeseMoa.が武道館に立つ時代でもある。

パラレルワールド・パラドックス(MeseMoa.全国ツアー「Maze No.9」ファイナル公演ストーリーパート考察)

バック・トゥ・ザ・フューチャー」で一番好きなシーンはドクの目覚まし時計。


こんばんは!いきのです。
クリスマスを秒で忘れた世間はすっかり年末ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。生憎私はカウコンお留守番組なので物販情報などを受け流しつつ呑気にブログなど書き始めることにしました。


今回の考察は、先日ファイナルを迎えた全国ツアー「Maze No.9」の完結編についてです。
ガッツリネタバレしますので、まだTSチェックしてない!という方は先にそちらをご確認ください。ブログに視聴期限はありませんので!



ではまずさっくりとストーリーのおさらいを。
これまでのツアーでは1人が別の扉を開けて1人が迎えに行く、という展開でしたが、ファイナルでは9人全員がそれぞれの扉を開けてしまうところからスタート。9人が迷い込んだのは同じパラレルワールドですが、MeseMoa.のことを(ほぼ)忘れたみんなはお互いに顔を合わせても忘れていたり久しぶりみたいなリアクションだったり。


そんな彼らを救いに行くことになったのは、迷路に足を踏み入れていないはずのぜっちゃん。ぜっちゃんはみんなの傍に辞書や絵本、切れかけの電球といったアイテムを置いて、直接声をかけることなくみんなを元の世界へと導いてくれました。




完結編のシナリオで私が疑問に思ったのは、
①「全員がパラレルワールドに迷い込んだ」とメンバー全員が認識している場面
②ぜっちゃんが置いていったアイテムの出処
以上の2つです。


①についてはもちろんメタ、つまりこれが物語であることを強調するためのシーンだとは思うのですが、私の中の悪いオタクが「それじゃつまらなくない?」とうるさいのでこの解釈はナシです!(笑)では迷い込んだはずのメンバーが同じところにいるのは何故なのか?


②は少しややこしいのですが、今までのルールに則ればぜっちゃん1人が姿を変えてみんなを助けに行くべきでした。しかしパラレルワールドでのぜっちゃんはブラックサンタの格好でみんなに届けものをして見守っただけ。結局9人に語りかけたのは、これまでのストーリーと同じく姿を変えたメンバーです。このメンバーは一体どこから来たのか?姿を変えているとはいえ同じ世界に同じ人が2人いることにならないのか?


この2つの疑問に辻褄を合わせるため、私が導き出した仮説は「タイムスリップ」です。



ここで最近流行った映画ですごく近いものがあったので例えに引用しようと思ったのですが、ものすごいネタバレになると気づいたのでやめておきます。あれかなって思った人はこっそり答え合わせしましょう......



さて、まず①の疑問の答えですが、迷路に集められた彼らは今より少しだけ未来にいる9人です。そしてパラレルワールドに迷い込んでしまったのが、彼らのいる時間より過去の9人。何かの間違いでMeseMoa.として出会わない道に迷い込んだせいで、正しい時間軸(=未来にいる9人の世界)が歪みはじめたのです。


そこで助けに行くことになったのが、未来側のぜっちゃん。ぜっちゃん(もしくは妖精さん?)は未来の9人を別の姿に変えて、少しズレた過去を歩み始めた9人の元へ送り届けます。


こう考えることで、9人が2組ずつ存在していることにも、ぜっちゃん本人がメンバーに語りかけないことにもなんとなく説明がつきます。先に思い出した人が、まだ残っている人に「待ってるよ」と声をかける場面も。


ではツアーにおける1対1のストーリーはなんだったのか?あれは助けに行く側が見ていた夢のようなものだったのではないでしょうか。


過去が歪んで時間の狭間に取り残された未来のメンバーは、迷路を通じて過去の世界へ。自分がいるべき未来へ繋がるように道を正すことで、自分自身も正しい世界に戻ることができるのです。


夢を見せたのがぜっちゃんだとすれば、迷路で聞こえた天の声も過去の世界で彼らを送り届けたのも同じぜっちゃんと考えていいでしょう。そして1番大切なのは、ぜっちゃんだからこそ「10人のMeseMoa.」に繋がる未来にはならなかったということ。


ツアーのストーリーでは助けに行く側が「一緒に帰ろう」と声をかけていたのにも関わらず、実際ドアを開けて帰ってきたのは1人ずつ。連れ戻しに来た彼らは未来に帰っていったのです。けれど未来にいるということは、今も一緒にいるようなもの。結果的に全員が同じ道を歩む同じ世界に帰ってきました。


だからもしかしたら本当の意味で、パラレルワールドの自分は「別の人間」では無いのでしょう。
過去の自分は今の自分であり、そして未来の自分と全く同じ人間なのだから。




何だかすごくややこしい説明になってしまいましたが、ご理解いただけましたでしょうか......


簡略化すると

9人がMeseMoa.を忘れる→未来が変わる→未来にいた9人が時空の狭間の迷路に迷い込む→ぜっちゃん登場→ぜっちゃんが未来の9人を過去へ導く→姿を変えた9人を送り届ける→過去が正される→正しい時間に戻る
こんな感じです。



浅井先生の脚本は本当によく出来ていて、特にクライマックスの「ばいばい」なんかこの日のために書き下ろしたんじゃないかって感じだったんですけど、元を辿れば解釈の余地を残すhalyosy先生の作詞がなければ成り立たないわけで......


あまりにも色々な辻褄が合いすぎているこの世界線。もしかしたらぜっちゃんがいろんな時空を渡り歩いて何度も繰り返した結果生まれたルートなんじゃないかとすら思えてきました。ぜあらる。世界の黒幕説。



割と今眠い目を擦りながらまとめの段階に入っているので、今日はこの辺りで締めくくろうと思います。後々なにか追記することがあるかもしれません。(ぜっちゃんがブラックサンタだった理由はツイートで考察しました)



ではではここまでお読みいただきありがとうございました!
テンプレだけど良かったらあなたの考察も教えてね!

これはきっと君の物語(続・元メイトのイルミィ兼Tiaraの興奮)

「照らしだして グリーンライツ 広がる未来を」



「きっといつか 君を照らすまで」





ニコニコ超パーティー2018、お疲れさまでした!
長時間に渡る生放送、出演者も運営も現地組も生放送リアタイ組も、並の労力では成り立たないイベントなのに今年も懲りずに開催してくれて本当にありがたいことです......





さてさて、今回は先日上げた記事の続きです。めろちんさん、芝健さん、SHIRAHANさん、気まぐれプリンス、朴ウィトくん。5人がコラボした「グリーンライツ・セレナーデ」のお話。



この曲、なんでも今年の「マジカルミライ」のテーマソングらしいですね!「進め」を意味する青信号(グリーンライツ)と、恋人に向けて奏でる音楽・セレナーデが組み合わせられたタイトル。作曲者・Omoiさん曰く「寄り添う歌」として作られたそうです。

超パが終わってから「マジカルミライ」の公式サイトを開いたのですが、5人が衣装を青で統一し、手首に赤と黄色の飾りを付けていた理由が1発でわかりました。ミクの可愛い衣装デザインに合わせてたんですね。

この曲を知っていればもっと感慨深い気持ちで生パフォーマンスを見られたんだろうな......自分のアンテナの狭さを反省しました。





でも私、曲を聞いた直後はミクのカラーを意味する「グリーン」だと思ってたんです。そしてその曲で、メンバーカラーが同じ緑であるウィトくんと芝健さんの共演が実現したことが本当に奇跡のようだなと。

客席はほとんどが曲に合わせた緑のペンライトで埋め尽くされていて、そのうちの何パーセントくらいがウィトくん推しと芝健さん推しだったかは分かりません。私もたくさんの緑の中に紛れてしまったけど、それでもあの大きな会場がまるで全員私と同じ気持ちでグリーンのライトを降っているように感じて鳥肌が立ちました。



健さんにとってアルスマグナが憧れの存在であることは新参者の私でも知ってて、アナタシアとしてもアルスの振り付けをカバーしているのを何度も見ています。

アルスにとってのウィトくんは、いつも賑やかで真っ先に自分から喋り出すような、なくてはならないムードメーカー。でもダンスになれば誰よりも力強いパフォーマンスで他を圧倒し、人の目を惹き付ける魅力を持っています。



健さんがそんなウィトくんに憧れていると初めて聞いた時、なるほどって思いました。芝健さんも表情豊かで声が大きくて、その場の空気をぱっと明るくできる人。やっぱりどこか似ている人に惹かれるものなんだなぁと感じたことをよく覚えています。

健さんは何度も、「いつか」の夢を語ってくれました。いつか憧れのあの人と同じステージに立ちたい。同じくらいたくさんのファンに愛されるチームにしたい。
私は本当に出来るのかなぁなんて遠い未来の事のように考えていましたが、地道な活動と人との縁を大切に繋いできた結果、私なんかが思ってたよりずっと早く、夢のようなコラボを実現させてくれました。





スーパーアリーナのステージから見える緑色は彼らの目にどんな風に映ったでしょうか。今回はたまたま曲のカラーが同じだっただけだけど、いつかこの景色を全部独り占めして欲しい。そう思わずにはいられないほど綺麗な光景でした。





ところで「グリーンライツ」が青信号を示しているなら、これは「未来を照らす青信号」担当のぷんちゃんにもぴったりな曲ですよね!




「『好き』をもっと 信じるのさ 何度転んでも」

「キミはキミのやり方でいいのだ! 」



「好き」を貫いてきた「青信号」ぷんちゃんのバックダンサーだった芝健さんが、今度は肩を並べて踊っている。
原点である「踊ってみた」を大切にするぷんちゃんと、追いつくために走り続けてきた芝健さんだから実現した「偶然」。

間違いなく2人とも、いや5人全員が、無限の可能性を秘める未来に進むための青信号でした。

ウィトくんはぷんちゃんだけでなく、ずっと踊り手としてその原点を盛り上げてきためろちんさんとシラハンさんがいなければこのステージだって実現していません。



これは私の持論なんですけど、成功する人たちって偶然をも味方にする特別な力みたいなものがあると思うんです。たまたま偉い人がステージを見てたとか、たまたまTwitterでバズったとか。

もちろん努力がなければ大きくなることなんて出来ませんが、そこにほんの少しの偶然が重なった時に奇跡が起こるんです。

本気になるとオカルト的な話になってしまうので表現のひとつだと思って受け取って欲しいんですけど、MeseMoa.を追いかけていると勝利の女神が微笑む瞬間ってこういうことなんじゃないかって思わされることがしょっちゅうあります。



「グリーンライツ・セレナーデ」も、そんな奇跡のステージだった。そう思いたい。



5人が向き合って手を伸ばすところ、私には本当に楽しそうに見えました。
少なくとも私はすごく楽しかった。ありえないと思ってたことが実現してすごく驚いた。
推しのことを何を根拠に信じるかって人それぞれだけど、私はこの夜だけを根拠にしてもいいと思えるくらい奇跡だったと感じています。



所詮「ニコニコ動画」かもしれない。所詮「踊ってみた」かもしれない。
知名度とか市民権とかそういうことを考えてもどかしくなることもあるけど、私はこの夜がどれだけ素敵な時間だったかいくらでも語りつくすことが出来るし、この5人それぞれのチームが最高だって躊躇いなく答えられる。



どんな世界より私はここに居たい。いつも期待を超える奇跡を起こしてくれる、ありえないような夢を叶えてくれるこの人たちが大好きなんです。



この夜が懐かしい思い出に変わるころには、きっと奇跡を超える奇跡が起こる。
その時はまた、私もこの目で奇跡を目撃できますように。










――――このブログをあげようとした直前に動画の告知が来たので私の寿命はあと数日ですありがとうございました――――

元メイトのイルミィ兼Tiaraの興奮

少しずつ寒い日が増え本格的に秋めいてきた今日この頃。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

こんばんは、いきのです。

そうですね、これが俗に言う「一周回って冷静」っていう状態なんだと思います。




一気に4ツイートも貼り付けてすいません。このブログは私がこのメンツを見ただけで本年度最高潮レベルに大興奮しているだけのブログになります。





まずは自分語りから入りますね。
そもそも私が踊ってみたの沼に足を踏み入れたのはアルスマグナがきっかけでした。泉奏からケント先生に推し変してしばらく追っかけてたんですよ。

そこからの流れでむすめん。を知り今に至るわけで、ほんのわずかな期間ですがアルスメイト兼むすめん。オタクだった時代があります。



その頃に見つけて興奮したのがこの動画

D

先僕とアルス!!?!?とあとなんかガチっぽい人達!!(まだSLHもちょこぼもミリしらでした)



アルスはグループの性質上コラボ動画というものがあまりなく、大きな企画やイベントでもないと他の踊り手さんと共演することがありません。
というか逆に言えばアルスがいればそれは注目度の高い企画というわけで......!

先僕及びむすめん。そしてSLHとぱんめんがカテゴリの中でも特に人気のある人達だということを実感する動画になりました。





なんやかんや時は流れ、アルスを追うことにある程度満足した私はむすめん。だけをチェックするように。やがてむすめん。がMeseMoa.に名前を変え、とあるイベントで私はアナタシアの芝健さんに一目惚れします。



(その時の話はこちらをどうぞ
ドルヲタが踊り手イベントでBBOYに一目惚れした話。 - それが一体何になるというのか)



そんな経緯でこうしてイルミィ兼Tiaraの道をあゆみ始めたワケですが、早々に事件が起こります。



忘れもしない2017年4月1日、「男一揆」。
そして3ヶ月後の7月7日、七夕の夜。

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生で見た私は崩れ落ちました。
先僕とMeseMoa.とSLHとアナタシアですよ!?
MeseMoa.とアナタシアが初めてイベントで共演してから半年も経たないうちのコラボだったはずです。
そりゃあ「またイベント一緒になるといいな〜」くらいは思ってましたけどコラボって!!しかも伝説のダンサー・三浦大知......

私はこの時点で「禅ガール」を連想しました。アルスの代わりにアナタシアってわけじゃないでしょうけど、彼らが加わった動画も「禅ガール」並の大型コラボとして扱われているのがもう嬉しくて嬉しくて......

だって言ってしまえば今のMeseMoa.が実力の伴わない踊り手とコラボするメリットなんて無いわけじゃないですか!!前から親しい踊り手なんて大勢いるしコラボを望まれてる組み合わせもそれこそ数多くあるわけで、そんな中でついこの間たまたまイベントが被ったくらいのアナタシアがこのメンツに加わってるってすごいことですよね......!?





ちょっと推し贔屓みたいな話になっちゃいますけど、芝健さんはSLHにもMeseMoa.にも本当に腰が低いというか、踊ってみたのフィールドを築き上げてきた人達として心から尊敬していることが態度や口調からすごく伝わってくるんです。いや、伝わってくるっていうかもしかしたら私の誇大な妄想かもしれませんけども!それはアナタシアが世代としては完全に後から来たグループだからで、まだ歴が浅いからって見向きもされない可能性も大いに有り得る。その差を自覚しているからこそ、カテゴリの先輩を敬う気持ちを忘れない芝健さんが推せるのなんのって......



そういえばこの動画がMeseMoa.とアナタシアの初コラボとあって、私が兼オタしていることを知っているフォロワーさん達にすごく名前を呼んでもらったことを覚えています......それを抜きにしてもお祭り騒ぎだった......






これをきっかけにアナタシアの知名度も一気に急上昇したのではないでしょうか。それからSLHとのコラボも爆発的に増えて今や後輩分みたいなポジションだし、ほかの踊り手さんともコラボやらイベントやらで交流を広げていきました。

SLHATYを中心としためっちゃ大型のコラボ動画もあったし、めろちんさんも混じえたさらに大所帯のイベントと動画も盛り上がりました。






さて、この大きな流れを受けて今回の謎のコラボなんですけど、



健さん、SHIRAHANさんが仲いいのは分かります。
そこにめろちんさんが入るのもすごいけどまだ分かる。
MeseMoa.から気まぐれプリンス......えっあおいくんじゃないんだ!?でも振り付け師としてはめろちんさんのライバルだしうん、めちゃくちゃ驚くけど分からないでもない!
最後に朴ウィト。

朴ウィト!?アルスマグナの!?

踊り手みんなで振り付け作る超会議の企画に出てたケント先生ではなく!!?!?
朴ウィト!?

健さんがずっとアルスの1番の推しで憧れてると主張してきたあの朴ウィト!?

「禅ガール」であおいくん回転させてたあの朴ウィト!?



マジか............



何故彼が加わることになったのかの経緯は明かされることは無いんでしょうけど、間違いなく昨今の踊ってみた男子を代表する5人であることは間違いありません。



ソロで活躍するめろちんさん以外はそれぞれのグループを代表して集まって、それから5人で練習をしたかと思うとその事実だけで今日を祝うべき祝日に認定しなくてはいけないような気持ちになりませんか。

そもそも何を踊るのかとか誰の振り付けなのかとか、元々仲は悪くないんだろうけどいざこのメンバーで集まったらどんな話をしてたんだろうとか......
気になることがありすぎて心臓が高鳴りっぱなしです......

現興奮冷めやらなさ過ぎてこうして夜中の2時にブログを書いている......

ステージで披露されるのか、動画か何かになるのか、あるいはそのどっちもなのか......

一人一人呼び出して問いつめたい気持ちはやまやまなんですけど、私にはもう待つことしか出来ません。

願わくばこのコラボが、彼らの活動のエネルギーや起爆剤となりますように。
彼らのファンにとっても有益なものになりますように。

そんなことを願いながら今日のところは一旦寝ようと思います。

今日はもうあらゆる方面のあらゆる方々におめでとうとありがとうを言って回りたい!!
現実ではどうせ叶わないからせめて夢の中で!!

コラボの全貌が明らかになったら「続」を書きに来ます。おやすみなさい!!

1歩だけ先を歩き始めた貴方へ。

貴方を応援するようになってから、もう3年が経ちます。今の気持ちをそのまま伝えるのは恥ずかしいけど、今まで私が受け取ってきたたくさんの言葉のお返しをさせてください。

君の好きなところを挙げれば
キリがないけど
いつも自分に正直で
今選んだ道に真っ直ぐ向き合って
引き寄せる力を持っている
そんな君だから
着いていこうと思えるんだよ

またそうやって
意地悪なことばかり言うけど
本当は人の気持ちを汲める
優しくて器の大きい人
自分も他人も大切に出来る人

でも私はまだ全然
君のことを知らない
君の好きなこともっと教えてよ
君は私の知らない世界を
たくさん知っているから
どんなことを楽しいと思うのか、
どんなものに感動するのか
知れば知るほど
その度に何度も好きになるよ

いつもいつも
「こんな自分を」って自信なさげに言うけど
そんなのこっち側のセリフでしかない
こんな私の前でも笑ってくれるから
何故か君から目が離せない
気づけば傍にあった優しさの中で
何度救われてきたか数え切れないよ

みんなが大きな決断をした
あの夜の君の姿が
この目で見られなかったことだけが
今までで一番の後悔
出会うのがちょっと遅かっただけ
でもその後悔が
そのちょっとだけが悔しくて今でも
君を追い続けている

1度でいい、君に伝えたい
これから君が、君たちみんなが
どんな未来を選んだとしても
絶対後悔だけはしたくないから
1秒さえ見逃さずに
この目に焼き付けていたい

どれだけ無茶と言われても
どんな未来も受け入れる
これから何が待っているのか、運命の女神が
連れていく先はまだ知らない
大変なこともあると思うけど
焦っても君らしくない
これまでの努力を疑わないで

今君の周りにあるたくさんの幸せが
これからも共にあるように
そんな未来を祈っています

今世紀で1番大きなありがとうを伝えたいんだ

お誕生日おめでとう
これからもよろしくね

表が出たら私の勝ち、裏が出れば君の負け(MeseMoa.4thシングル「大逆転ディーラー」MV聞き取り&考察)

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表が出れば私の勝ち、裏が出ればお前の負け。そういうゲームなんだよ、成瀬くん。
—「陽気なギャングが地球を回す」(2006)


気取って映画のセリフ引用から始めてみますこんばんはいきのです!ヨーホー!(世界観を統一してこい)

 

MeseMoa.】大逆転ディーラー【4th single】

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公開されましたね新曲......!!
カジノをモチーフとした歌詞がビックバンド風のサウンドで彩られ、めくるめくステップはまるでディーラーが捌くトランプのように鮮やか。
奪うか奪われるかのギャンブルの世界は、人生の全てを賭けるアイドル人生を象徴しているようにも思えます。

ところでオタクってトランプ大好きだよね!わかるよ!!

 

歌詞聞き取り

それはさておき今回も歌詞の聞取りから入りました。英語部分は壊滅的ですがいつもより聞き取りやすかったかなと......!(「あるいはその唇」「だけど黒い剣」のあたりが怪しいですが)

 

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英語について補足してくれた方のツイートもRTしてありますので参考にしてみてください......!ありがたや!

 

今回もほかの楽曲と絡めてくるかと思ったのですが意外とそういう要素が少なくて......!ひとまず物語の大筋を整理するところから始めさせていただきます。

 

ゲームの支配者

主人公となるのは、とあるカジノのディーラー。ゲームをスムーズに回せるようにテーブルを仕切ってプレイヤーをコントロールするのが彼の仕事です。

ある日彼の前に現れたのは、稀に見る強運で勝ち続ける“可憐なギャンブラー”。ギャンブラーは次々とカモを見つけては勝負を仕掛け、賭け金を巻き上げていきます。

しかしディーラーにもディーラーのプライドというものがあり、自分に代わってテーブルを支配されるのは愉快なものではありません。

適宜カードを入れ替え勝敗を調節し、ギャンブラーが勝ち続けることを防ぎます。

 

「おやおや、今日のカモがノコノコといらっしゃった」

(どの口が仰るやら)

 

ディーラーが裏で操作しているとも知らず、ギャンブラーはゲームを続けます。もちろん、テーブルの支配者であるディーラーの前でイカサマは通用しません。

 

それなりの勝率で味を占めたギャンブラーは、次から次へとカモを見つけ身ぐるみ剥ぐ勢いでゲームを続けます。敗者に慈悲を与えないのが真のギャンブラーの暗黙の掟。奪えるだけ奪い尽くさなければ逆に失礼というものです。

素知らぬ顔でテーブルにつくプレイヤーの誰もが、内々では金や勝利に対する執着心を燃やしている。勝負が燃えるほどに人々は本性をあらわにし、ディーラーはギャンブラーが人の裏の顔を暴くことを密かな楽しみとしていました。

 

しかし、ある時からギャンブラーの興味はカモからディーラーへと移ります。常に勝負の外側にいるディーラー。ギャンブラーはこれまで共に戦う仲間のような気持ちでディーラーと向き合ってきましたが、もちろんディーラーにそんな気は一切ありません。

 

「その仮面を剥がして、素顔が見てみたいの」

 

ディーラーの内面に興味を持ち始めたギャンブラーは、カモを貶めながらもディーラーを挑発。ギャンブラーが賭け金を跳ね上げることでプレイヤーは次々と勝負を降り、次第にテーブルはギャンブラーとディーラー、1体1の勝負に。

プレイヤーをカモにするだけでは飽き足らず、ディーラーさえも獲物と勘違いし始めたギャンブラーをディーラーは心の中で嘲笑います。わざと勝機を与え有利なカードを回すと、ギャンブラーは「All in(全賭け)」という大勝負に出ました。

勝負の結果は、ギャンブラーの大勝利。勝ち目のないディーラーの手札に対し、奇跡のような役を揃えてショーダウン。ディーラーは勝利を讃えてベルを鳴らすでしょう。

 

ディーラーの役割

ギャンブルで1度でも思い通りの勝利を得てしまうと、再びその快楽を求めてギャンブルを止められなくなるのが人間の悲しい性質。

ディーラーは勝利を納めたギャンブラーを讃える素振りを見せますが、それこそがこのカジノにおけるディーラーの重要な立ち回り方なのです。

適度な勝利で人を酔わせることでカジノに常連を増やす。いわば訪れる客すべてがディーラーにとっての“カモ”と言えるでしょう。

 

「私は役立たずで哀れな豚」

 

一見ドMばりに自分を下げる歌詞ですが、歌っている智哉さん(智哉さん)の表情がどう見ても敗者のそれではない。口角を上げた口元には何故か余裕さえ伺えます。

 「Shadow Kiss」や「Muddy Water」であれだけ迫真の演技を見せつけてきた彼らが、敗者という立場を歌いながら何故あんな表情なのか?

ギャンブルに酔いしれているという解釈も出来ますが、そもそもディーラーは勝負の外側の人間。負けることで失うものなど何も無いのです。だからこそ自分の負けを堂々と受け入れ、逆にギャンブラーが勝負にのめり込んでいく様子を「美しい」とさえ表現することが出来るのです。

「全て捧げましょう」という歌詞も、ディーラーとして客を立てるためのセリフ。本心ではギャンブルに溺れる人々を安全な高みから見下ろしてほくそ笑んでいるのでしょう。

 

言葉遣いと仮面

さて、今回の歌詞で少し気になったのは、「お戯れをお客様」「ご覚悟を賜りたい」などの丁寧すぎる言い回しです。

敬語は相手を敬うための言葉ですが、同時に壁を作る言葉遣いでもあります。同じ立場ではないことを示し、距離をとるためには最も有効なアピール方法ですよね。

敬語なのがディーラーだと考えると、

 

「その仮面を剥がして、素顔が見てみたいの」

 

とラフに話しかけているのは恐らくギャンブラー側。ディーラーという立場を表す言葉遣いを「仮面」と称し、同じところへ降りてきて一緒に勝利をしないか?と誘っているのではないでしょうか。

しかしディーラーからすれば、立場を捨てても得るものは何もありません。どれだけ挑発してもディーラーとギャンブラーの立場は対等にはならず、手のひらで転がされ続けます。

 

素顔のディーラー

では、この物語はディーラーがプレイヤーを見下し続けるものなのか?ここで気になるのはMVの合間に挟まれるベッドのシーンです。

イントロではカードを切る音やルーレットを回す音、チップを重ねる音のようなものが聞こえますが、ラストで聴こえるのは恐らく自室へ向かう靴の音とベットが軋む音ではないかと。

ベッドシーン(語弊がある…)が象徴しているのは、ディーラーの制服を脱いだひとりの人間。繰り返すようですがディーラーはプレイヤーではないため、テーブルの上では孤独な立場でもあります。勝負に一喜一憂する人間らしい人間たちを見るうち、ディーラー自身もギャンブルの魅力に惹かれ始めているのです。

しかし自ら裏で操作している以上、ディーラーの制服を捨ててギャンブルに興じることも出来ない。何も知らないただの客となって、彼らのように楽しむことは少なくともこのカジノでは不可能です。

ないもねだりをしてしまうのも人間の性。ディーラーはプレイヤーに対する嘲笑とギャンブルへの憧れという決して相容れない想いを抱えながら、自分を支配する主となるカジノに捕らわれ続けるのでしょう。

 

「連れ出してあの向こう側」

 

それはテーブルの向こうか、カジノの外の世界か。

 

ジョーカーと青いカード

ブログのサムネにも採用したアウトロのカット。散らばったジョーカーと赤いカードの裏側の中に、1枚だけ青いカードが混ざっています。

ジョーカーというのはどこにも属さないカードであり、ゲームによって立場が変わる存在。このジョーカーがディーラーだと考えると、1枚の青いカードはカジノに雇われる多くのディーラーの中の異分子と考えられます。

カードの表面がジョーカーなのか、それ以外のカードなのかは確認出来ません。ジレンマに陥ったディーラーがその後どんな道を選ぶのか、それは曲の外側の物語、ということになるのでしょう。

 

以上ここまでが、今回のMVから私が読み取ったストーリーになります。

念押して言っておきますがすべて私のこじつけによる妄想なので、これを信じきらず自分の正解は自分の中で探してみてください......!!

 

早く生で見たいですね!ダンスの全貌も楽しみすぎる!!

 

ではでは今回はこの辺で、ありがとうございました!!