それが一体何になるというのか

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MeseMoa.ほど素敵なエンターテイナーはいない

ライブとアフターを経た翌日にも日帰り遠征は出来る。





おはようございますこんちにはこんばんはいきのです!
↑の通りのクソスケジュールでMeseMoa.ホールツアー大阪2日目参加してきました!

いや……もうめっちゃ楽しかった…………1部も2部も最高だった…………
1部の後に初日を先に見ていた友達と今までのツアーでどれが1番好きだったかって話になりまして、
私は個人的に47ツアーが追っかけ甲斐があって好きだったって答えたんです。
ところがどっこい2部見た直後には今回が1番だと迷う間もなく結論が出ました。



私……私エンターテインメントが好きなんですよ……
アイドルよりも断然好きで……



いやもちろんアイドルもエンターテインメントのひとつなんですけどね、
今回のツアーってそれだけじゃ収まらない。
別にアイドルとして前例のないことをやっているわけでも、
ましてアイドルであることを捨てているわけでもないけど、
それでもこれはアイドルの一言で言い表せるステージじゃない。と私は思いました。



アイドルが極めるべきところはやっぱり
「みんなの恋人」
「永遠の王子様」
「生き様で夢を見せてくれる存在」
とかじゃないですか。
存在としての尊さを極めていくというか。



MeseMoa.ちゃんも確かにそれは大前提としてあるんですけど、
今回のツアーはそれと同時にパフォーマンスとしての価値を純粋に突き詰めていってるなと感じたんです。



ちょっと話は変わりまして
「エンターテインメント」の定義について調べたんですけど、
Wikipediaによると
「人々を楽しませる娯楽」
「"entertainment"という言葉の原義としては、特に演者の技能を鑑賞することを主体とした見せ物、出し物、余興などを指す語で、スポーツ・舞台演劇・演奏会・公演などを指す」
とあります。
まぁなんとなく分かりますね。



じゃあ人が生み出せる最小規模のエンタメってなんだと思います?
人が1人いれば出来ることとしては、まずパントマイムとか漫談、一人芝居なんかが挙げられるのかなと。
歌や演奏、ダンスも1人で出来るけど、
音を出す機材や楽器すらなくても充分エンタメは作れます。
最近は無音ダンスってのも聞きますね。(めせらい的なあれではなく三〇大知の方)
あと興行として成立するのかは微妙だけど声優は声だけで人を楽しませようという試みもやろうと思えば出来てしまうから凄い。



では最小がそこだとして、最大規模のエンタメは?
これはステージ規模としての大きさや関わる人数としての大きさも考えられるんですけど、
内包するジャンル・分野の多さで測ることも出来るのかと。



例えばミュージカルは芝居と音楽で構成されていて、
もっと細かく見ていくと芝居も演技・衣装・メイク・美術・照明・映像などさまざまな分野の表現から成り立っています。
(このことから演劇は「総合芸術」って呼ばれるんですよ。豆知識!)
中には「黒執事」のサーカス編や城田優主演の「ピピン」のようにアクロバットや大道芸の要素を取り入れた舞台もあり、
これは普通のミュージカルより構成要素が多くなります。



あとはテーマパークもそれ自体がひとつの大きなエンターテインメントとすれば規模はかなり大きいんじゃないでしょうか。
ステージパフォーマンスという受動的なものからアトラクションという能動的に楽しめるエンターテインメントまで、際限なく挙げることが出来ます。
私がよく行く某パークには1つのショーでサーカス、映画、マジック、ソング&ダンスを取り入れて「エンターテインメント」そのものをテーマにしているステージがありました。
ほかにも各国の料理をモチーフにしたショーやミュージックフェスというテーマで6つの音楽ジャンルを取り入れたものなど、要素を盛り込むことに関してはテーマパークが強いみたいです。



さて話を戻しましてアイドルについてですが、アイドルもなかなか規模が大きいエンターテインメントです。
例えば1つのライブでもロック、ポップス、ジャズなど歌もダンスも1つのジャンルに絞らず取り入れることが出来るし、
芝居も映像や生演技、どっちに挑戦してもOKです。
トークもやるしコントもやるし、バンドで生演奏したっていい。
軸となるのが物語や限られた分野ではなく人そのものになるので、
ズルい言い方をすればアイドルは何をやってもエンターテインメントになる。



MeseMoa.も今までずっとそんな感じでした。
中野に立つこと、アイドルを仕事にすること、各地のファンに会いに行くこと、卒業すること、シングル曲のセンターをかけて競うこと、アイドル以外のあったかもしれない人生まで。
全てをステージの上でエンターテインメントに昇華してきた。
(誤解を招きそうなので補足しておきますが、卒業をエンターテインメントに昇華するっていうのは卒業商法的な悪い意味ではなくて、ひとつの区切りを大勢の人に見送ってもらうっていう儀式的な意味合いになるのかなと思います)



私がCh8を見て感じたのは、そんなMeseMoa.が今までと違って「エンターテインメントに真っ向から挑戦している」ということです。
今までは自分たちの存在をステージの上でどう見せていくか、というところに重点が置かれていたのですが、
今回のツアーは「エンターテインメントをどう自分たちの中に取り入れていくか?」という視点に変わってるんじゃないでしょうか。



どの企画も今までのMeseMoa.がやってこなかったことばかりで、
中には「やりたくても出来なかったこと」まであります。



それをあえて今回は取り入れた。
それは挑戦でもあり、「こんな推しが見たかった」を叶えてくれる企画でもあり、「いつかは本物を」という宣戦布告。
数ある選択肢から選んだ「アイドル」という道の先で、さらに選択肢を増やすための挑戦。



今までのMeseMoa.は、過去を大切にすることで未来への道しるべにしてきました。
出自が特殊なアイドルだからこそ、「過去があるから今がある」という信念がアイデンティティになる。
けれどいつまでも同じところに留まってはいられません。
さらに上を目指すためには、過去を積み上げてもまだ足りない高さを補う必要があります。
どこまでも抽象的な表現になってしまいますが、自分たちにないものを手にすることがこのツアーの目標、最終地点なのかなと。



自分たちが持っているものを1度全てまっさらにして、新しい色を塗り重ねていく。
そうして描かれたものは、同じ色を使っていてもきっと全く違う絵になる。
もしくはテレビがブラウン管から液晶になるように、総天然色がさらに鮮明で美しいものになる。



私はこのツアーを経た先に、そういう未来を期待しています。



まだ1公演しか見てないのにここまで語るかって感じですけど、本当にそれくらい斬新で鮮烈で夢のようなライブでした。
早く次のライブが見たい、まだ見ていないセトリが見たい。
今までのどのライブより強くそう感じています。



それともう1つ。
今回のツアーは今まで誰も見たことがないMeseMoa.だからこそ、新規イルミィも古参イルミィも同じ気持ちで楽しめると思うんです。
パフォーマンスの精度や成長はもちろんこれまでを知っている人だけに分かることですが、それは今回のツアーのメインではありません。
イルミィの願望を叶えたような企画もあるけど、その願望はきっと「この人たちを知らない人に知って欲しい」という思いから来るものなのでむしろ知らない人に見てもらうことで成立するという見方だって出来ます。

試しにMeseMoa.を全く知らない人が見た感想とか聞いてみたいですね……それでもアレとかアレとかめっちゃ笑えるんじゃないかなぁ……



ツアーはまだまだ始まったばかり。
公演数はいつもより少ないけど、中身は何倍もぎっしり詰まっています。
まだ見てない人に言いたい。今回は本当にマジで間違いなく楽しい。期待していいです。
始まる前からチケット激戦のツアーでしたけど、初日2日目を経て異常に求めが増えたことからもお察しいただけるかと思います。私も切実に求めております。



このツアーが終わった時、MeseMoa.がどこまで進化しているのか。
パシフィコ横浜でどんな景色が見られるのか。
広く感じるのか狭く感じるのか。



まだ誰も見たことがないエンターテインメントがそこにあると信じて。