それが一体何になるというのか

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アナタシアと過ごした1000日間の夏

2017年2月18日。忘れもしないその日、私は芝健さん、そしてアナタシアに出会った。

 

それから2019年11月14日で、丁度1000日。

 

 

 

私が初めて行ったイベントは踊り手数組が出る「ニコこれ」で、私も目当ては別の人たちだった。もちろんその前から精力的に活動していたしきっと着実にファンを増やし続けていたのだけど、私はどうしてもこの辺りが彼らの転機だったように思える。

 

「ニコこれ」から1ヶ月半くらい後に、大阪と東京で行われた大きめの踊り手イベント「男一揆」にも出演した。あまり正確には覚えていないけど、男一気に出るのが夢だったってまりんくんが言ってた気がする。

 

私がアナタシアを追いかけようと決めたのは、この日に見た「ECHO」が全て。

さらにその1ヶ月後はニコニコ超会議に出演。それ以前のライブ履歴を調べても、ここまで大きなイベントに立て続けで出演したのは多分これが初めてだ。きっと今まで以上の人の目に止まって、一気に知名度が上がった。

 

そして待望の1stワンマンライブ。

2017年9月17日、初台DOORS。

 

この日から数えて今日までは、2年と約2ヶ月。

 

この期間のワンマンライブ、ワンマンツアーにはとりあえず全部参戦してきたけど、彼らはたった2年とは思えない成長を遂げていると思う。

1stワンマンは最前列の端っこの方にいて、芝健さんのソロ演目「クイーンオブハート」に心を奪われていたことをよく覚えてる。

 

 

 

健さんは私が今まで見てきた踊り手と違って、スキルも感情の乗せ方も表情も全部違う。

どちらかと言えば舞台やショーで見るダンサーのような踊り方で、これは後で分かったことなんだけど、芝健さんがテーマパークダンサーを目指していた時の影響が大きいんだと思う。

 

私は「自己表現」よりも役柄を演じるような表現が好きだから、好きになるのは当然だったかもしれない。

 

それが芝健さんの意図している見せ方なのかどうかはさておき。

 

これはダンス以外にも言えることで、私は推しがこう考えてるんじゃないかな、こういう意味があるんじゃないかなってことをよく考えるけど、それが正解かどうかは一生答え合わせが出来ない。

ダンスも、MCの言葉も、ツイートも、チェキを撮っている時に私だけに向けてくれる言葉も。

 

私は私の中に「芝健さんはこういう人であって欲しい」という想いがあるけど、芝健さんにも「こう観られていたい」という意思があると思う。

というか、その辺の理想も他の人より強く感じる。

この人は多分、「分かったつもり」になった途端、姿を変えて私の理想からは遠ざかってしまうような、そんな感覚がある。

 

だからもっと色んな角度から観ていたい。アナタシアとしての芝健さんだけじゃなくて、ダンサーとしての芝健さんだけじゃなくて。

 

 

 

オタクする上での私のモットーのひとつに、「視野を広げる」というルールがある。

推しだけを観るんじゃなくて、他の人のパフォーマンスもちゃんと見る。推しと同じ分野にいる人を知る。他の分野も知る。

自分が興味を持ったことを閉ざさない。

 

一途になることも素敵なことだけど、私が「あなただけ」になってしまうのは危険だと私が一番よく知っている。

いろんなものを見て、知って、学んで、それでも推しが好きだと知ることで私は私に安心する。

 

随分話が逸れてしまった。

アナタシアの話。

 

私は自分がそこそこ単推し寄りなことは自覚していて、それでも「アナタシアが好き」だと言いたい。

 

それは芝健さんがリーダーだからっていうのもあるけど、なにより世界中の誰よりも「アナタシア」を大切にしているのが芝健さんだから。

健さんとアナタシアはイコールで繋げてもいいくらい切り離せないものだから、推しを大切に思うのと同じように、推しの大切なものも大切にしたい。

そうでなくとも魅力的な5人だ。

 

 

 

まりんくんは顔がいい。

だけじゃなくて、頭もいいし、機転も利くし、自分がオタクの気持ちをわかるからこそファンへの気配りが満点。

ダンスの振り幅はアナタシアで1番広い。可愛いもカッコイイも我が物顔でこなす。

なのに気取らないところもある。

思ったことは取り繕わないで口に出す。

そんなまりんくんが理路整然とした説明をしてくれるから、何かあった時も信じることが出来た。

なんというか彼には頭が上がらない。お疲れさまです、姐さん。

 

まさとくんからは目が離せない。

可愛い後輩ポジションだと思いきや、向上心と高いポテンシャルでいつの間にかぐいぐい伸びてきた。

私から見てもスキルアップが1番目覚ましいのが彼だと思う。

アナタシアを引っ張るのは芝健さんとまりんくんだと思ってたけど、最近はちょっと分からない。

振り付けまで担当するようになった頃、私はrotの相方に「芝健さんだって負けてないんだから」と言ったことがある。

相方には「勝ちとか負けとかじゃないでしょ」と返された。

私一人の完敗だった。

ふわふわした笑顔で切れ味の鋭いダンスを放ってくるから、油断すると瞬く間に懐に入り込まれて心臓を一突き。

今はまさとくんのソロ動画が1本でもあれば、私の言ってることが分かってもらえるのに……と思っている。

 

カナタさんには不思議な魅力がある。

口数も少ないし、自分から何かを発信することはあまりないけれど、一言で強烈な印象を残すことに関してカナタさんの右に出る者はいない。

今でも謎の多い人だけど、「ダンスに対してストイック」であることはパフォーマンスを見れば一目で分かる。

あと話してみるととても優しい。人の善さが声色で伝わってくる。

カナタさんがブレイクダンスの世界においてどのレベルにいるのか、時間が掛かっても理解したいなぁと思う。

 

ハネルくんはアナタシアの「入口」になれるメンバー。

アナタシアを初めて見る人のほとんどが、まずハネルくんのアクロバットに驚くと思う。

アナタシアが上り詰めるために他の踊り手グループとの”差別化”が必要なら、そのカギを握るのはハネルくんだ。たぶん。

最年少なりの愛嬌も欠かせない。

キャラに反して裏では男前な一面は、主に芝健さんからリークされている。

 

この間正式加入したばかりだけど、りおんくんがアナタシアに出会ってくれてよかった。

1人でアナタシアを再現できるほどのダンススキルがあること、

MCはたどたどしいのにキャスになると一気に親近感が増すこと以外まだ知らないことばかりだけど、りおんくんが入ったアナタシアは今まで見てきた中で一番表現の幅が広がった。

期待させてくれるりおんくんのこれからが楽しみだ。

 

 

 

アナタシアのファン・Tiaraとして過ごしてきた時間を例えるなら、太陽が照り付ける暑い夏。

油断していたら太陽に負けて倒れてしまいそうな暑さだけど、胸を熱くさせてくれたのもこの太陽だった。

 

私はTiaraの中でも、他のTiaraとは違うところが多いと思う。

年齢とか外見とか、推し方のスタンスとか友達作りとか。

周りと比べたらどちらかといえば”浮いている”ような私でも、

こんな隅っこの陰になりそうな場所でも、

日差しは暖かく足元を照らしてくれる。

 

ここに立つと決めたのは私だから、日が陰るときも空が荒れる時も、ここから見ていられたらな、と思う。

 

いつでも私には想像もつかないような新しい空を見せてくれる、そんなアナタシアが大好きだ。